『ICL手術について色々調べているけれど、デメリットに関する情報が少ない』
『デメリットをよく理解した上で、眼内レンズを入れるか決めたい』
ICL手術に関する口コミや体験談を調べていると、ポジティブな内容が目立ち、本当にデメリットがないのか不安な人がいます。
そこで本記事では、実際に手術を受けた立場から感じた『デメリット』にしぼって、お伝えしていきます。
この記事を読むことで、ICL手術のデメリットがくわしくわかり、手術を受けるべきか判断するものさしを手に入れることができます。
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ICL手術にはデメリットがある話
ICL手術は、メリットに注目が集まり、デメリットについてくわしく伝えられない傾向があります。
ドライアイや眼精疲労のストレスから解放されるといったメリットがある一方で、当然デメリットも存在します。
ほんのわずかな切り込みとはいえ、眼球にメスを入れるのであるため、リスクはあります。
デメリットについて、くわしく伝えられないことがあるので、手術に踏み切れない人も多いと考えます。
したがって、メリットとデメリットの両方をよく把握することで、ICL手術を受けるべきかの判断ができやすくなるといえます。
大きく分けてデメリットは3つ
ICL手術を受けることによるデメリットは、大きくな枠組みの中では、3つあります。
- 術後にハロー・グレアが現れる
- 角膜内の細胞が減少する
- 合併症のリスク
上記がICL手術における、大きなデメリットといえます。
以下から、各デメリットについて、それぞれくわしく解説していきます。
ハロー・グレア
ICL手術のデメリットとして、筆頭に挙げられるのが『ハロー・グレア』です。
暗闇の中で光を見ると、光がにじんでみえたり、日中でも角度によっては、光の輪が見えるようになります。
光の輪が見えるのは、眼内レンズの中心付近に、涙を循環させるための小さな穴が空いていることが原因です。
ICLの手術後がもっともよく見えて、時間が経過するごとに、慣れが生じて気にならなくなります。
とはいえ、特定の場面において、視界が少し悪くなるのは確かなので、避けられないデメリットといえます。
角膜を透明に保つ細胞の減少
眼内レンズは、手術に失敗しても、レンズを抜去すれば元通りと伝えられることがあります。
確かに見た目上では、元通りになります。
ですが、眼球にメスを入れた瞬間に、角膜を透明に保つための細胞の減少します。
この細胞は、加齢とともに数パーセントづづ減少していくもので、現代の医療では増やすことが難しいです。
なので、経験が浅い医師が執刀することになり、手術に時間がかかることになると、重要な細胞が大幅に減るリスクが高まることになります。
合併症のリスク
ICL手術は、眼球にメスを入れて、茶目の下側にレンズを埋め込む手術であるため、さまざまな合併症のリスクが考えられます。
実際の手術例を見ると、ほとんどリスクがないとされています。
その少ない中でも比較すると多いのが、白内障を誘発するリスクです。
とはいえ、その白内障のリスクについても、ホール型のICLレンズが開発されたことをきっかけに、リスクが大幅に軽減されています。
実際の合併症のリスクは数字でどの程度?
例えば、ホール型ICLレンズを開発した山王病院に所属する清水先生の実績では、合併症の発症数がゼロです。
ICL手術の第一人者レベルが執刀すると、リスクがゼロ近くに抑えられる手術といえます。
医院によっては、手術実績を公開していないところがあるので、合併症のリスクがどの程度ある不明です。
したがって、お金と時間に余裕があるか、あるいは絶対に失敗したくない方は、山王病院か手術実績を全て公開している医院で手術を受けるべきです。
【体験談】実際に受けてみるとデメリットは小さく感じた話
例えば、繁華街のネオンの光を見ると、にじんでみえやすくなるのは事実です。
とはいえ、最大のデメリットのハロー・グレアは、私にとっては全く気になりません。
理由はシンプルで、半年くらいたつと以前の見え方を忘れてしまうためです。
不便さを感じるのは、術後の数ヶ月だけだと考えます。
また、ハロー・グレアが現れることにより、車の運転などに支障をきたすこともありません。
実際に受けてみてわかったのは、デメリットが思ったよりも少なくて、それをはるかに上回るメリットを手に入れることができた点です。
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実はICL手術は、全ての方が受けることができる医療技術ではなく、いくつかの条件をクリアする必要があります。
もしかしたら不適合なのにICL手術を受けるべきか悩むのは時間の無駄といえます。
また適応検査を受けた後に医師に疑問点を聞くことで、手術への不安を解消することが出来ると同時に本当にICL医療を受けるべきなのかをしっかりと判断できます。
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