西眼科病院(大阪市東成区)のICL手術について、お調べでしょうか?
初めて受けるICL手術ですし、病院の公式HPを見ると簡単な説明しか掲載されておらず、色々と疑問点が出てくるはず。
私は「品川近視クリニック 梅田院」でICL手術を受けて、視力が0.03から2.0まで回復したICL手術経験者です。
本ページでは、ICL手術を実際に経験した視点から、西眼科病院のICL手術について分析を行っていきます。
最後まで読むことで、ICL手術を受ける上で、あなたに合った眼科であるか判断でき、ICL手術に関する知見が深まります。
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西眼科病院
(画像出典:公式HP)
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
9:00~11:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | / | / |
14:00-16:30 | ◯ | ◯ | ◯ | / | ◯ | / | / |
【休診】木曜午後、土曜、日曜、祝日
西眼科病院は、大阪市東成区にある眼科の専門病院です。
ICL手術以外にも、次の特殊外来・専門外来を設ける大型の医院になります。
白内障手術・角膜外来・ドライアイ外来・ブドウ膜炎外来・涙道外来・網膜硝子体外来・緑内障外来・小児眼科外来・屈折矯正外来
屈折矯正外来は、ICL手術以外にも、オルソケラトロジーやレーシック手術も実施しています。
院内には最新の設備が充実しており、医師による学術発表件数も伸びていることから、最先端の医療技術をアップデートし続けていることが分かります。
院長の西 起史先生について
一人一人の患者さんに満足していただけるよう、理念にのっとった「最新の医療の提供」と共に「あたたかく、迅速で洗練された対応」を心掛けています。この為に各部署間の連絡を密に迅速に行い「待ち時間の短縮」を図り、常に「患者さんへのあたたかい態度」「気遣い・おもいやり」を忘れることなく医療に専念していく所存です。
<略歴>
1967年4月 東京大学から西ドイツフライブルグ大学医学部留学卒業(ドイツ医師免許取得)
1970年4月 西眼科病院勤務
1985年4月 同病院院長
引用:公式HP
基本情報
住所 | 大阪市東成区中道4-14-26 |
地図 | |
アクセス | ●JR玉造駅 徒歩8分 ●大阪メトロ長堀鶴見緑地線 玉造駅 徒歩10分 ●大阪シティバス 中道停留所 徒歩3分 |
公式HP | https://www.nishi-ganka.or.jp/ |
西眼科病院のICL手術
西眼科病院では、前房型レンズと後房型レンズの両方に対応しています。
後房型のICLレンズのみに対応する眼科よりも、より幅広い選択の中から、最適な眼内レンズを選ぶことができます。
なお、公式HPにおいては、症例数の掲載はなく、非公開となっています。
ICL手術の流れ
西眼科病院におけるICL手術の流れは次のとおりです。
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STEP1適応検査ICL手術に適応する眼球であるかチェックします。レンズを入れる部分の計測を行い、データを集めます。完全予約制で、月・水・金の9時30分~11時の時間帯において、2~3時間程度の検査を行います。
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STEP2コンタクトレンズ装用の中止ソフトコンタクトレンズは2週間、ハードコンタクトレンズは3週間の装用が禁止となります。
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STEP3ICL手術前検査詳細に検査を行い、最適なレンズを決めます。
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STEP4眼科医による診察直接眼内を検査し、検査結果をもとに、最適なレンズを決めます。完全予約制で、月・水・金の9時30分~11時の時間帯において、2~3時間程度の検査を行います。
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STEP5手術当日手術時間は片眼15分から20分程度です。
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STEP6定期検査手術翌日、2~3日後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、その他医師が指示した定期検査日に、術後の定期検診を行います。
他の病院と異なるのは、術前の適応検査を2回行う点です。
コンタクトレンズを数週間中止した後に、詳細な眼内の検査とレンズ作成のデータを集めることから、レンズ選びに万全の体制を整えていることがよくわかります。
他の医院だとコンタクトレンズの装用の中止は、挿入するレンズが決まり、手術当日の数週間前から行います。
手術実績が公開されていないものの、かなり丁寧な診療を行っていると推測可能です。
なお西眼科では、月に1回のペースでICL手術の説明会を無料で開催しています。
実際の治療法が見えにくい中で、事前に十分に納得した上でで、治療を受けることができるのも魅力です。
西眼科病院のICL料金
両眼のICL料金は、次のとおりです。
ICL両眼の料金 | |
ICL 乱視なし | 540,000円 |
ICL 乱視あり | 580,000円 |
大阪府でICL手術を受けることができる全21社の平均と比較して、大幅に費用が安いです。
【大阪府全21医院のICL手術平均費用】
乱視なしの平均費用:616,000円
乱視ありの平均費用:717,300円
最安値は「品川近視クリニック 梅田院」ですが、大阪府で2番目に安いICL医院となります。
西眼科病院でICL手術を受けるメリット・デメリット
大阪府内にて、2番目に手術費用が安いため、とにかく費用を抑えたい人には大きなメリットとなります。
ただ安いだけでなく、適正検査を時間をかけて2回も行うことから、万全の手術体制を整っていることが推測できます。
デメリットとしては、複数の眼科医が在籍する大型の眼科であり、公式HPの情報だけでは、ICL手術を執刀する眼科医が誰であるか判断できません。
また権威性の観点を考えると、西眼科病院には、国内で14名のみのICLエキスパートインストラクターが在籍していません。
加えて、ICL手術の症例数については、公式HPに症例数が掲載されていないため、実績が不明なのがデメリットといえるでしょう。
西眼科クリニックでICL手術を受けるべきか?
費用が安いことを最重要視する方は、西眼科クリニックを選択肢にいれても良いでしょう。
ただし、医院を選ぶ上で最も大切なことは、ICL手術の症例数(実績)を重視して考えるべきです。
なぜなら、実績数が安全性にそのままつながるためです。
安全性については、次の2つのポイントがあります。
- レンズ挿入後に過矯正とならないか
- 手術中・手術後に合併症を発症しないか
①の過矯正については、患者はそれぞれ「好みの見え方」を持ち、職業やライフスタイルによって、矯正レベルを調整する必要があります。
例えば眼科医は、診療室を仕事場とし、PC画面や医療機器に向き合う仕事ですから、遠くが見えすぎると過矯正となります。
ICL手術を行った眼科医はいらっしゃいますが、仕事上の都合により、ICL手術を受けるに至らない眼科医もいるのです。
「患者の好みの見え方」を把握し、ICLレンズを挿入することで、理想の見え方を実現させるのは、経験的な判断が求められます。
②の合併症については、ICLレンズに対して、レンズを埋め込む後房空間が大きかったり、小さかったりすることで生じます。
眼科医は、入念な検査により、1番合いそうなレンズのサイズを選択します。
ですが、あくまで検査結果を用いた経験的な予測であるため、想定よりレンズが大きい、または小さいことがあります。
この予測は、症例数が豊富であるほど、経験による判断能力が上がっていくため、「実績がそのまま安全性に直結する」といえるのです。
したがって、西眼科でICL手術を受ける場合には、これまでの実績を確認し、納得した上で手術を受けることが大切になります。
大阪のオススメICL医院
大阪府では、ICL手術を受けることができる医院が、あわせて21医院あります。
ICL手術 大阪のオススメ眼科。21医院から費用・実績で徹底比較の記事において、すべての医院の費用を掲載し、実績と権威性も考慮したランキングをお伝えしてます。
他医院と比較検討したい方は、ぜひ上記記事をご参考にください。